【NFL2020 Week3 プレイ分析】
LGエルグトン・ジェンキンス
2020-10-01
はじめに
Packers.com名物“What You Might’ve Missed”より。
今回のタイトルは”He can do it all”
“He”とは、LGエルグトン・ジェンキンス(74)のことを指しています。去年の英訳記事でも取り上げていますね。
記事内では、「将来的には、まちがいなくプロボウル、オールプロに選ばれるだろう】と太鼓判。
昨年のドラフト2位(全体44位)指名のガードがどんなプレイを見せたか、いっしょに振り返ってみましょう。
1: 第1クォーター4:27, 自陣35ヤード, 1st&10
結果:RBジョーンズの5ヤードラン
https://youtu.be/Cpe3DJ_TdZA
意図していたスクリーンパスにはならなかったが、ジェンキンス(74)が相手DTタトル(99)をおさえたおかげで、5ヤードのゲインを獲得できた。
2: 第1クォーター1:18, 敵陣33ヤード, 3rd&12
結果: QBロジャースの13ヤードラン(スクランブル)
https://youtu.be/KBK7GWArC9M
DTランキンス(98)のスタント(注:目の前でなくオフェンスラインのギャップからプレッシャーをかけるプレイ)をきちんとガードしたプレイ。
LTデイビット・バフティアリ(69)がDEヘンドリックソンを効果的にブロックしたこともあり、QBロジャースはスクランブルを決め、ファーストダウンを獲得できた。
3: 第2クォーター15:00, 敵陣17ヤード, 2nd&7
結果: RBジョーンズの2ヤードラン
https://youtu.be/UzyI3-oJMTM
キックアウト(注:オフェンスラインの選手が目の前でないディフェンスラインの選手をブロックすること?)のプレイ。
LBデイヴィス(56)が外側を守っていたためRBジョーンズは内側にカットバックしたが、DEジョーダン(94)に対するジェンキンスのブロックは完璧だった。
4: 第2クォーター3:36, 自陣35ヤード, 2nd&10
結果: RBジョーンズの2ヤードラン
https://youtu.be/HVGIla5rBhg
セインツのディフェンス全体がよくRBジョーンズは2ヤードしか獲得できなかったが、ジェンキンスはDLローチ(97)をプレイが止まるまで自由にさせなかった。
5: 第3クォーター14:50, 自陣25ヤード, 3rd&10
結果: WRラザールへの72ヤードパス
https://youtu.be/ZjEyHlMEqqQ
シンプルなパスプロテクションは、ジェンキンスの強みがもっとも発揮される場面かもしれない。
QBロジャースがロングパスを投げるために必要な時間とスペースを守るため、ジェンキンスはDTブラウン(90)を抑えた。
なお左サイドからラッシュをかけたDEヘンドリックソンは、TEロバート・トンヤン(85)とLTバフティアリ(69)でスリップさせ、セインツ最強のパスラッシャーであるDEジョーダン(94)にはCコーリー・リンズリー(63)とRGルーカス・パトリック(62)がダブルチームで抑えた。
まとめ
というわけでエルグトン・ジェンキンスのプレイを見ていきました。
サイトには説明が抜けてるのですが6つ目のプレイも掲載されています。ランブロックの力強さがよくわかるので、こちらもぜひ。
https://youtu.be/Y_GrEP7QvBw
「QBロジャース、RBジョーンズの大活躍の裏にはオフェンスラインの活躍あり」ということが分かりました。シーズン通して活躍しつづけてくれることを祈りましょう!