【NFL2020 Week3】
試合後の情報、他チームまとめ
2020-09-23
パッカーズ対セインツについて
PACKERSWIREは、Good, bad and ugly from Packers’ 37-30 win over Saints in Week 3で、次のように試合の反省点を指摘していました。
良かった点
HCマット・ラフアー
WRアダムスは出場できず、RBジョーンズも封じられたなかで37得点を記録。
WRラザールやタイトエンドを主に起用しつつ、ときおり練られたチャンクプレイ(?)を使うなど、ラフアーの戦術がよかった。
この日は、セインツのHCショーン・ペイトンよりもラフアーのほうが素晴らしいHCだった。
WRアレン・ラザール(13)
146レシービングヤード、そのうち2回のレシーブで120ヤードを記録。さらに2つのTDを記録。
WRアダムスを欠いたなかで、素晴らしい活躍だった。
タイトエンド
ロバート・トンヤン(85)、ジェイス・シュテルンベルガー(87)、マルセデス・ルイス(89)あわせて、9チャッチ、104レシービングヤード、2TDを記録。
とくに後半の空中戦でその実力を発揮。
QBアーロン・ロジャース(12)
セインツが誇るベテランのセカンダリーを相手に、TDパスを3回記録。また1度しかサックを許さず、ターンオーバーもなし。
観客の制限されたスタジアムの利点(注:おそらくクラウドノイズがないこと)を活かし、124.9のレーティングを記録した。
DTキングスリー・ケケ(96)
2年目のラインマンはキャリア初となる2回のサックを記録。前半はブリーズへのストリップサックでターンオーバーとなる可能性もあった。
Kメイソン・クロスビー
52ヤードのFGを含む、3つのフィールドゴールをすべて決める。開幕は完璧なスタートを切っている。
悪い点
RBアルビン・カマラを封じれなかった
WRマイケル・トーマスが欠場していてQBブリーズがパッシングゲームで不利な状況なので、セインツのオフェンスがRBカマラのランに頼ることは誰でも予想できた。
しかしパッカーズのディフェンスは、カマラのランもレシーブも止める術を持ち合わせていなかった。
カマラは序盤の49ヤードのランを含む6回のランで、58ラッシングヤードを獲得。そして13本のパスキャッチで139レシービングヤード、2TDを記録。あわせて197スクリメージヤードを獲得した。
パッカーズのインサイド・ラインバッカーたちは、全員この41番を止めることができなかった。
ひどい点
RBカマラの52ヤードTDランを許した
このプレイより酷いタックルを想像するのは難しい。
スクリメージラインより後ろでボールを受け取ったカマラのランは、2020年もっとも印象的なTDのひとつになるだろう。
カマラは、ウィル・レッドモンド、タイ・サマーズ、ジャイア・アレキサンダー、ダーネル・サヴェージのタックルを破った。
NFC北地区
他チームの状況
2連勝のベアーズは、次週パッカーズが対決するファルコンズを下して3連勝。2ミニッツ・ウォーニングに入ってからの逆転勝利で、かなり勢いづいてそうです。
一方2連敗のバイキングスは、タイタンズに負けて3連敗。後半にまくられる展開は辛いですね。
おなじく2連敗のライオンズは、カージナルスと対決。カージナルスの優位と見ていましたが、試合はライオンズの勝利。カージナルスQBマレーの3INTが響きました。
順位
シーズン開幕前の想像とかなり異なる順位表になってきました。
順位 | チーム | 勝 | 敗 | 分 |
---|---|---|---|---|
1 | グリーンベイ・パッカーズ | 3 | 0 | 0 |
1 | シカゴ・ベアーズ | 3 | 0 | 0 |
3 | デトロイト・ライオンズ | 1 | 2 | 0 |
4 | ミネソタ・バイキングス | 0 | 3 | 0 |
次戦
ベアーズはコルツ、バイキングスはテキサンズ、ライオンズはセインツとそれぞれ対戦となります。
ベアーズはコルツにも勝ったら本物かもしれません。そしてどちらも3連敗中のバイキングスとテキサンズは、どちらが泥沼の4連敗を喫するのか。
他地区、AFCの試合
カンザスシティ・チーフス対ボルティモア・レイブンズ
AFCのカンファレス・チャンピオンシップとなりそうな試合は、チーフスがレイブンズが圧倒しました。
https://www.youtube.com/watch?v=5wqkMk1DhAw
それにしても異次元のプレイというか、やっているフットボールがどちらのチームも凄かったです。AFCのスーパーボウル出場チームは、どちらかのチームでほぼ決まりではないでしょうか。