2020年のパッカーズについて
2020-09-12
結論
結論からいえば、昨年の戦力からそれほど大きな変化はないように感じます。
今年も地区優勝を目標に戦っていけると信じています。
ベストメンバー
オフェンス(3WR1TE)
ポジション | 英語名 | カナ名 | 背番号 |
---|---|---|---|
QB | Aaron Rodgers | アーロン・ロジャース | 12 |
LT | David Bakhtiari | デイビット・バフティアリ | 69 |
LG | Elgton Jenkins | エルトン・ジェンキンス | 74 |
C | Corey Linsley | コーリー・リンズリー | 63 |
RG | Lane Taylor | レーン・テイラー | 65 |
RT | Billy Turner | ビリー・ターナー | 77 |
RB | Aaron Jones | アーロン・ジョーンズ | 33 |
WR | Davante Adams | ダバンテ・アダムス | 17 |
WR | Allen Lazard | アレン・ラザール | 13 |
WR | Marquez Valdes- Scantling |
マルケス・バルデス・ スカントリング |
83 |
TE | Marcedes Lewis | マルセデス・ルイス | 89 |
ディフェンス(3-4D)
ポジション | 英語名 | カナ名 | 背番号 |
---|---|---|---|
LDE | Dean Lowry | ディーン・ローリー | 94 |
NT | Kenny Clark | ケニー・クラーク | 97 |
RDE | Tyler Lancaster | タイラー・ランカスター | 95 |
WLB | Preston Smith | プレストン・スミス | 91 |
LILB | Oren Burks | オレン・バークス | 42 |
RILB | Christian Kirksey | クリスチャン・カークシー | 58 |
SLB | Za’Darius Smith | ザダリアス・スミス | 55 |
LCB | Jaire Alexander | ジャイア・アレクサンダー | 23 |
SS | Adrian Amos | アドリアン・アモス | 31 |
FS | Darnell Savage | ダーネル・サヴェージ | 26 |
RCB | Kevin King | ケルビン・キング | 20 |
ポジションごとの雑感
オフェンス面
QB
今年はなんといっても、12月に37歳をむかえるQBアーロン・ロジャースに注目が集まるでしょう。
パッカーズは2019年のドラフトで新しいQBジョーダン・ラヴを1位指名しました。これが「世代交代を検討しはじめている」ように見えても不思議はありません。
もちろん昨シーズンもロジャースの活躍は大きかったですが、シーズン成績は自己ワーストです。
また昨シーズンでラマー・ジャクソンが大活躍したように、「走れるQB」がトレンドになりつつあります。
ポケットパサーであるロジャースが、ファンやマスコミから「衰え」を指摘されるであろうなかで今季どれだけの結果を残せるか。今シーズン最大の注目点まちがいなしです。
オフェンスライン、RB陣
オフェンスラインは、RTブライアン・ブラガが移籍。RGだったビリー・ターナーがRTに回って、代わりにレーン・テイラーがRGにつくようです。
RB陣は昨年通りで、「リーグ屈指のタレントを持っている」と評価されているようです。さらにドラフト2位のAJ.ディロンがパワー系のRBなようで、うまくいけば更に戦略の幅を広げられそうです。
後述の通りレシーバー陣がストロングポイントになりえない以上、今年もランを効果的に使わないかぎりは勝利はなさそうです。
レシーバー陣
不安があるとすればレシーバー陣になるでしょうか。
まずTEジミー・グラハムが移籍したことで、TEのスタメンはマルセデス・ルイスや、ジェイス・シュテルンベルガーになりそうです。ここが一番不安なところでしょうか。
WRはデビン・ファンチェスを補強したものの、オプトアウト(コロナ禍のための任意全休)で今シーズンの活躍を見ることは叶わなくなりました。
そのため今年もダバンテ・アダムスを中心に、アレン・ラザール、マルケス・バルデス・スカントリングあたりの若いメンバーを信じて応援しましょう。
ディフェンス面
ディフェンスは、去年と同じような布陣で臨むことができそうです。
変化があったのは、ILBのブレイク・マルティネス、B.J.グッドソンがともに移籍。その代わりにブラウンズよりLBクリスチャン・カークシーを獲得しました。
カークシーをILBとして起用することでランディフェンスが向上してくれれば言うことなしです。
その他、とくにパスディフェンスについては昨年同様、プレストン・スミス、ザダリアス・スミスの「スミス・ブラザーズ」による大量サックを期待したいと思います。