【NFL2020 Week 1 プレビュー】
グリーンベイ・パッカーズ vs ミネソタ・バイキングス
2020-09-13
ミネソタ・バイキングスについて
昨季は10勝6敗でワイルドカードとしてプレイオフに進出したミソネタ・バイキングスは、今年もパッカーズのライバルチームとして立ちはだかります。
QBカーク・カズンズ、RBダルビン・クックを中心としたオフェンスは今季も強力で、ある程度の失点は覚悟することになりそうです。
予想スタメン
オフェンス(2WR1TE)
ポジション | 名前 | 背番号 | 備考 |
---|---|---|---|
QB | カーク・カズンズ | 8 | プロボウル選出 |
RB | ダルビン・クック | 33 | オールプロ選出 |
FB | C.J.ハム | 30 | プロボウル選出 |
WR | アダム・シーレン | 19 | |
WR | ビシ・ジョンソン | 81 | |
TE | カイル・ルドルフ | 82 | |
LT | ライリーレイフ | 71 | |
LG | パット・エルフレイン | 65 | |
C | ギャレット・ブラッドベリー | 56 | |
RG | ダコタ・ドジアー | 78 | |
RT | ブランドン・オニール | 75 |
ディフェンス(4-3D)
ポジション | 名前 | 背番号 | 備考 |
---|---|---|---|
LDE | イフエディ・オデニボ | 95 | |
LDT | シャマー・スティーブン | 93 | |
RDT | ジャリル・ジョンソン | 94 | |
RDE | ヤニック・ニコラガコウエ | 91 | |
OLB | エリック・ウィルソン | 50 | |
OLB | アンソニー・バー | 55 | |
MLB | エリック・ケンドリックス | 54 | オールプロ選出 |
LCB | マイク・ヒューズ | 21 | |
RCB | ホルトン・ヒル | 24 | |
S | ハリソン・スミス | 22 | オールプロ選出 |
S | アンソニー・ハリス | 41 | オールプロ選出 |
インジュアリー・レポート(抜粋)
- DEダニエル・ハンター(オールプロ選出)
チームの特徴1: ランプレーの強みは健在
昨シーズンはラン獲得ヤードで6位を記録したランオフェンスは、今年も驚異となるでしょう。
RB陣、オフェンスラインともにメンバーはほぼ変わらず、今年もRBダルビン・クックが合計1000ヤードを獲得する可能性は高いです。
チームの特徴2: エースレシーバーであるステフォン・ディッグスの移籍がどう響くか
昨期1000ヤード以上のレシーブを達成したステフォン・ディッグスですが、首脳陣とモメたようで、昨シーズンオフに放出されてしまいました。
そのため7年目のWRアダム・シーレン、そして10年目のTEカイル・ルドルフの2名がキープレイヤーになりそうです。この両名にRBクックを混ぜて、QBカズンズがどれだけ上手くパスをつなげられるか。
また即戦力としてのドラフト1位指名されたWRジャスティン・ジェファーソンが起用される可能性もありそうですね。
チームの特徴3: ディフェンスラインの再構築
それほど変わらないオフェンス面の一方で、ディフェンス面はメンバーに変更がありました。
また昨期も大活躍したDEダニエル・ハンターがIR入りとなり、ディフェンスラインはほぼ一新された状態で初戦を迎えることになりそうです。昨期活躍したDEイフエディ・オデニボにかかる期待は大きいでしょう。
ただし強力なラインバッカー陣、そしてセーフティ陣は変わらず。初のプロボウル選出となったMLBエリック・ケンドリックスのタックルは今年も多く見られそうです。
試合の注目点
スタメンは、2020年のパッカーズについてのベストメンバー予想通りになるのではないかと思っています。
注目点1: バイキングスのディフェンスラインを混乱させる!
コロナ禍の影響もふまえると、去年とまったくメンバーの異なるバイキングスのディフェンスラインには必ず穴があるはずです。
そのため様々な種類のランプレーを起用してディフェンスラインを突破していき、いい場面でパスをしっかり決めるような戦略で戦うのではないでしょうか。
昨年同様、パッカーズの強力なオフェンスラインとRBアーロン・ジョーンズ(33)のランプレーに注目していきましょう。
注目点2: LBカークシーがRBクックを止める!
一方でパッカーズの守備においても、RBクックのランプレーにどう対応するかが鍵となります。
そのためライン同士の対決に勝つことはもちろんのこと、この初戦は新戦力のILBクリスチャン・カークシー(58)のタックルに注目したいと思います。
パッカーズのDLを突破してきたクックを完全に潰すようなタックルを期待しましょう!
注目点3: QBロジャースは雑音をかき消せるか?
2019年のドラフト1位にQBジョーダン・ラヴが選ばれたことで、今年はパッカーズのスーパースターであるQBアーロン・ロジャース(12)の「世代交代」説を多く見ることになるでしょう。
もちろん今年中にラヴを見ることはなさそうですが、それでも「いつかのラヴに期待」しながら今シーズンを視聴することは避けたいところです。
この試合で昨年以上の結果を残し、各メディアが「やっぱりロジャースしかいない」と言わざるを得ないような流れになるか。シーズンを通して注目しましょう。
9/14(月) 02:00より試合開始!
待望の開幕戦は、翌日9/14(月)の2:00より開始です。
ちなみに現地のバイキングスのファンブログでは、
「クックは100ヤード以上走るし、ドラフト1位のWRジャスティン・ジェファーソンは100ヤード以上パスレシーブをするけど、結局は負けそう」
という感想でした(笑)。相手をリスペクトしている試合予想で嬉しいですけど、安心はまったくできませんね。
自分はおそらく見逃し配信で視聴することになると思いますが、リアルタイムで見る方はどうぞ楽しんでください。
Go, Pack, Go