【NFL2020 Week11 試合結果】
グリーンベイ・パッカーズ vs インディアナポリス・コルツ
2020-11-24
試合結果
グリーンベイ・パッカーズ 31 - 34 インディアナポリス・コルツ
非常に悔しい、不満の残る試合となってしまいました。
ハイライト動画
試合展開
前半
試合は荒れた展開から始まります。
パッカーズのオフェンスは、Cコーリー・リンズリー(63)とQBアーロン・ロジャース(12)のスナップにミスが出て、ターンオーバーから始まります。
一方コルツもWRアリー・コックスのランアフターキャッチをSレイヴン・グリーン(24)がファンブルフォース! 仲良くターンオーバーのやりあいになりました。
あらためて試合開始となったパッカーズは、QBロジャースからTEロバート・トンヤン(85)にTDパス! 固いと思われていたコルツのディフェンスを簡単に突破します。 【GB 7 - 0 IND】
.@RobTonJr 🙌
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しかしコルツはタッチダウンもお返し。3rd&13でWRヒルトンがファーストダウンを奪い取ると、フィールド中央でパスを受けたWRピットマンがそのままエンドゾーンへ。
あっという間に試合がまた振り出しに戻りました。【GB 7 - 7 IND】
次の得点を狙うパッカーズ。
しかし、WRマルケス・バルデス・スカントリング目掛けたQBロジャースのパスが、CBヤ・シンにインターセプトされてしまいます。
LOCK YA-SIN 🔒
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相手のビッグプレイで好位置からの攻撃を許したパッカーズですが、ディフェンスが踏ん張り、なんと50ヤードのFGをミスさせることに成功します。
ディフェンスの奮起に応えたいオフェンス陣は、プレイアクションからWRダバンテ・アダムス(17)にミドルパスをヒット! さらにWRイコニマス・セント・ブラウン(19)へのクイックスクリーンでエンドゾーン直前まで。
最後はRBアーロン・ジョーンズの2ヤードTDラン! 試合の主導権を再度握ります。【GB 14 - 7 IND】
この勢いにディフェンスもさらに応えます。
つぎのコルツのドライブ。この試合からロースター入りしたDEビリー・ウィン(93)がリバースのパスを弾くと、ボールはILBクリスチャン・カークシー(58)の手中へ。
そしてパッカーズはこのターンオーバーをきっちりと得点に結びつけます。TDパスは、WRアダムスへのクイックスクリーン!
That's a @tae15adams TD! 🙌#GBvsIND | #GoPackGo
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WRアレン・ラザール(13)とWRマルケス・バルデス・スカントリング(83)のランブロックがキレイに決まりました。 【GB 21 - 7 IND】
2ポゼッション差をつけられたコルツ。
ランパスを織り交ぜたオフェンスが調子を取り戻すと、2ミニッツ・ウォーニング後すぐにタッチダウンを決め、リードを縮めます。 【GB 21 - 14 IND】
しかしパッカーズの勢いは止まりません。自陣45ヤード、3rd&1から投げたロングパスで、さきほどインターセプトを決めたCBヤ・シンのパス・インターフェアランスががとられます。
エンドゾーン手前まで進んだパッカーズは、完璧なプレイコールでRBジャマール・ウィリアムズ(30)にTDパス。
One for @jswaggdaddy!
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想像以上の得点を挙げて前半を折り返すことに成功しました。 【GB 28 - 14 IND】
後半
後半はコルツの攻撃から。
あからさまなラン重視で攻め込むコルツですが、これがパッカーズディフェンスにとっては効果的にはたらきます。
難なくレッドゾーンまで進み、FGでリードを縮めます。 【GB 28 - 17 IND】
一方、後半のパッカーズオフェンスは急ブレーキがかかります。
ランによる大きなゲインが出ないことが影響してか、パスも噛み合わなくなってしまいました。
そしてパッカーズが攻撃に手をこまねいている間に、コルツはタッチダウン、2ポイント・コンバージョンを決めます。 【GB 28 - 25 IND】
ついには最終クォーターにFGを決め、同点になってしまいます。 【GB 28 - 28 IND】
パッカーズの苦難は続きます。次のキックリターンで、WRダリアス・シェファード(82)がファンブル。
自陣でコルツに攻撃権を渡してしまうと、これをフィールドゴールにつなげ、とうとうコルツにリードされてしまいました。 【GB 28 - 31 IND】
追いつきたいパッカーズは、ここからオフェンスが底力を見せます。
そして残り時間3分強、4th&1、ボールは敵陣34ヤードでフィールドゴールを十分狙える位置まで進みました。
ここでパッカーズは強気のギャンブルを選択。しかしRBウィリアムズへのスクリーンは失敗。
ここで痛いテイクオーバーを喫してしまいます。
このまま試合を決めたいコルツでしたが、オフェンスの調子とはうらはらに、ペナルティによる罰退が響きます。
4th&4のギャンブルに成功し、一時は敵陣23ヤードまで進んだにも関わらず、最終的には残り1分半でパントを蹴ることになってしまいました。
なんとか生き残るチャンスを得たパッカーズは、ここでロジャースの超一流ぶりが発揮されます。
自陣6ヤードで3rd&10、大ピンチの状況からWRスカントリングへのロングパスが炸裂!
DEEP TO @MVS__11 FOR 47 YARDS!#GBvsIND | #GoPackGo
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これをキッカケにレッドゾーンまで攻め込み、逆転タッチダウンとはなりませんでしたが、FGをきっちり決めました。 【GB 31 - 31 IND】
試合はオーバータイムに突入。
コイントスに勝ったパッカーズは順調にパスを決めていきます。
と思いきや、WRスカントリングへのSブラックモンのタックルは、まさかのファンブルフォース。
この試合3度目のファンブル、そして4度目のターンオーバーは、あまりにも大きなプレイでした。
敵陣29ヤードでボールを保持したコルツは、これをきっちりフィールドゴールで決め、パッカーズの3敗目が記録されました。 【GB 31 - 34 IND】
勝敗のポイント、注目点
セキュリティの甘さ
試合を振り返れば、やはり3度のファンブルが大きな代償でした。
相手にもたくさんのミスは出ましたが、よりたくさんのミスをしたパッカーズが敗者を担当するハメになってしまいました。
ファンとしては「頑張ってほしい」としか言えませんね。
そしてスペシャルチームの大きなミスが再度出てしまったことは非常に厳しい。
コルツもキックリターン、パントリターンでのビッグプレイを狙っていたようにすら思えました。
スタッツ
-
QBロジャースはパス獲得311ヤード、3TD、1INT、レーティングは110.7
- 3回のスクランブルを記録
- RBジョーンズは10回のランで41ヤード獲得、レシーブは4回とも成功して30ヤード獲得
- WRアダムスは7回のレシーブ成功で106ヤード獲得
- TEトンヤンは1TDを含む、5回のレシーブすべてを成功して44ヤード獲得
- NTケニー・クラーク(97)が1サックを記録
その他、詳細なスタッツは、ESPNの記録より。
以降のスケジュール
次戦はシカゴ・ベアーズ!
Week | 日時 | 対戦相手 | Home/Away |
---|---|---|---|
12 | 11月30日(月) 10:20 | ベアーズ | Home |
13 | 12月07日(月) 06:25 | イーグルス | Home |
14 | 12月14日(月) 03:00 | ライオンズ | Away |
以降のスケジュールは、2020年のパッカーズの対戦スケジュールと、注目ポイントを参照ください。
まとめ
勝利をつかめるチャンスが何度もあったものの、結果は敗北。応援していてフラストレーションの溜まる試合になってしまいました。
しかしこの敗北はまだ想定はしています。勝負は残りの6戦です。
Week16のタイタンズ戦を除いて、残りの試合は全勝したい。
少なくとも4勝2敗でいけば11勝5敗となり、地区優勝もしくはプレイオフ出場は確実なものとなるはずです。
そのためにも同地区未対決のベアーズ戦の第1戦は、とても重要なものとなります。
来週は絶対に勝ちたい試合です。頑張って応援しましょう!
Go, Pack, Go!