【NFL2020 Week12 試合結果】
グリーンベイ・パッカーズ vs シカゴ・ベアーズ
2020-12-01
試合結果
グリーンベイ・パッカーズ 41 - 25 シカゴ・ベアーズ
ほぼ満点に近い試合展開でした。
この1勝でプレイオフ出場はかなり現実的なものになりました。
ハイライト動画
試合展開
前半
試合はパッカーズの攻撃から。
パスを主体に攻めるパッカーズは、ときおり織り交ぜるランが効果的にはたらき、着実に敵陣へ攻め込んでいきます。
そして3rd&10、QBアーロン・ロジャース(12)からWRダバンテ・アダムス(17)にTDパス!
Career reception No. 500 for @tae15adams is a TOUCHDOWN!#CHIvsGB | #GoPackGo
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オフェンスラインがベアーズの3メンラッシュに長時間耐えている間に、二人のホットラインが開通しました。 【GB 6 - 0 CHI】
つづいてベアーズの攻撃。
シンプルなランにやられてしまうものの、エンドゾーンはなんとか守り、FGに抑えます。 【GB 6 - 3 CHI】
すると次のパッカーズの攻撃は、前回のドライブ同様、パスとランをバランス良く使いながら敵陣レッドゾーンまで。
最後はフリーになったTEマルセデス・ルイス(89)にイージーなTDパスを決めて、点差を広げます。 【GB 13 - 3 CHI】
.@AaronRodgers12 ➡️ @MarcedesLewis89.
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さらに次のベアーズのオフェンスは、QBトゥルビスキーのロングパスをSダーネル・サヴェージ(26)がインターセプト!
.@darnellsavage_ with the INT!#CHIvsGB | #GoPackGo
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タッチバックで自陣20ヤードからの攻撃となったパッカーズですが、ベアーズは今回も止められません。
QBロジャースがTDパスのターゲットに選んだのは、フリーになったWRアレン・ラザール(13)!
🆙 for @AllenLazard! 🦎
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ラザールの復帰を祝うTDパスで、ベアーズをさらに突き放します。 【GB 20 - 3 CHI】
前半のうちに少しでもオフェンスの流れを確立させたいベアーズですが、今度はスミス・ブラザーズが奮起。
LBザダリアス・スミス(55)たちのプレッシャーで,QBトゥルビスキーがボールを落球。そこをOLBプレストン・スミス(91)がリカバーすると、そのままエンドゾーンへ!
D-🚂 COMING THROUGH!
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ファンブルリターンTDで点差は24点に。大量リードを印象的なセレモニーで祝いました。 【GB 27 - 3 CHI】
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大きく差をつけられたベアーズですが、残り3分でなんとか反撃を開始します。
自陣13ヤードからの攻撃でしたが、ショートパスをタイミングよく決め続け、なんとかTDを取り返します。 【GB 27 - 10 CHI】
後半
試合の流れを変えたいベアーズは、後半になってはじめてパッカーズの攻撃をパントに抑えます。
そして迎えたベアーズのオフェンス。QBトゥルビスキーは2度目のロングパスを試みます。
これに反応したのは、またもやSサヴェージ!
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この試合2つ目のインターセプトを記録します。
そして試合を決定づけたのは、QBロジャースでした。
ロングパスを失敗しつづけるベアーズに対して、ロジャースはいとも簡単にボールをTEロバート・トンヤン(85)へ。
TD for the TE!
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この試合4つめのTDパスで、勝利を決定づけました。 【GB 34 - 10 CHI】
このあとRBジャマール・ウィリアムズ(30)のダメ押しTDランも加えて、パッカーズは計41得点。
.@jswaggdaddy powers it in for the score! 💪#CHIvsGB | #GoPackGo
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最終クォーターに入ってベアーズも意地を見せますが、2つのタッチダウンを記録するのがやっと。 【GB 41 - 25 CHI】
一方的な試合展開のままパッカーズが勝利をつかむことになりました。
勝敗のポイント、注目点
パスを意識させてランを仕掛ける
パッカーズがタッチダウンを奪った最初のドライブは、理想的な展開でした。
ランオフェンスが効きづらいと思われるベアーズに対し、エンプティ体型からショートパスを決めるなど、まずはパス主体で攻撃することを意識させました。
そして相手がパスを意識しだした頃に、ランオフェンスを仕掛ける。これが想像以上に上手くいきました。
結果としてパッカーズはパス29回に対してランは39回、合計ラン獲得ヤードは182(平均4.7)と素晴らしい記録を残しました。
パッカーズの攻撃が爆発する、一番いいパターンを見れたと思います。
ミスのなかったディフェンス陣
チームとしては3つのサック、2つのインターセプト、1つのファンブルリターンTDを記録するなど、ディフェンスは最高の気分だったと思います。
仮にインターセプトやファンブルリターンがなかったとしても、しっかりと相手の攻撃を止め、試合をコントロールし続けてくれたことが素晴らしかったです。
最初のランプレー以外はビッグゲインを許さず、3rdダウンを多く生み出す。プレビューで期待した通りのディフェンスでした。
ファンブルフォースとインターセプトの一方は、どちらも3rd&ロングでした。
この試合だけでパッカーズのディフェンスを全面的に信頼することは難しいですが、それでも好材料になったことは確かです。
ミスのなかったスペシャルチーム
同様にスペシャルチームが安定したことも、試合をゆったり見れた一因です。
一抹の不安があったRBコーダレル・パターソンふくめ、ベアーズのリターンを平均18ヤードに防いだことは素晴らしかった。
決して目立つような記録ではありませんが、現在のパッカーズのオフェンスとディフェンスを考えれば、スペシャルチームは今回のように安全第一でプレイしてほしいですね。
スタッツ
-
QBロジャースは、21回のパス成功で211ヤード、4TD、インターセプトはゼロ。レーディングは132.3
- キャリア合計で50,000ヤードを記録。これはNFL史上11人目
-
RBジョーンズ、RBウィリアムズは、それぞれ90、73ヤードを記録
- 2人がどちらもレシーバーとしてあまりプレイしなかったのは珍しかったですね
- TEトンヤンは39ヤードのTDレシーブをふくむ、67ヤードを記録
- Sサヴェージが2INTを記録
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「スミス・ブラザーズ」がそれぞれ1サックを記録。
- OLBザダリアス・スミスはシーズン計9サックとなり、リーグ4位につける(首位は10サックのラムズOLBアーロン・ドナルド)
⚠️ 𝘼𝙘𝙝𝙞𝙚𝙫𝙚𝙢𝙚𝙣𝙩 𝙪𝙣𝙡𝙤𝙘𝙠𝙚𝙙 ⚠️@AaronRodgers12 becomes the 11th player in NFL history to throw for 50,000 yards! #GoPackGo pic.twitter.com/b1XT8vGQEP
— Green Bay Packers (@packers) November 30, 2020
その他、詳細なスタッツは、ESPNの記録より。
以降のスケジュール
次戦はフィラデルフィア・イーグルス!
Week | 日時 | 対戦相手 | Home/Away |
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13 | 12月07日(月) 06:25 | イーグルス | Home |
14 | 12月14日(月) 03:00 | ライオンズ | Away |
15 | 12月21日(月) 03:00 | パンサーズ | Home |
以降のスケジュールは、2020年のパッカーズの対戦スケジュールと、注目ポイントを参照ください。
まとめ
これで8勝3敗となったパッカーズが狙うのは、もちろんNFCの首位です。
現在NFCは、セインツが9勝2敗でトップを走り、これをパッカーズとシーホークスが2位対で追いかけています。
セインツがこのあとチーフス、シーホークスがラムズや49ersとの戦いを残しています。
そのためパッカーズは、残り全勝すれば首位に立つことも夢ではありません。
ここからWeek16のタイタンズ戦まで3連勝で進み、熾烈な首位争いに絡み続けてほしいですね。応援も続けましょう!
Go, Pack, Go!