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  5. 【NFL2020 Week13 試合結果】グリーンベイ・パッカーズ vs フィラデルフィア・イーグルス

【NFL2020 Week13 試合結果】
グリーンベイ・パッカーズ vs フィラデルフィア・イーグルス

試合結果

グリーンベイ・パッカーズ 30 - 16 フィラデルフィア・イーグルス

一時風向きが悪くなりましたが、終わってみれば圧勝でした。

ハイライト動画

試合展開

前半

試合はイーグルスの攻撃から。

単調な攻撃ながらもランと短いパスで着実に陣地を獲得すると、敵陣まで侵入して最初のドライブでFGを決めます。 【GB 0 - 3 PHI】

対するパッカーズは、RBアーロン・ジョーンズ(33)がボールを落球してロスする、嫌な入り。

さらに2ndダウンでは、センターに入ったエルグトン・ジェンキンス(74)に代わってLGに入った選手が破られサックを喰らい、スリーアンドアウトで終えます。


勢いに乗りたいイーグルスは、ランを中心にFG圏内まで攻め込みます。

しかしディフェンス陣も健闘。QBウエンツに対して2度のサックを決めFG圏内から追い出し、パントに抑えます。

するとパッカーズは、プレイアクションからWRダバンテ・アダムス(17)にパスを通して初めてのファーストダウンを獲得するなど、パスでリズムを掴んでいきます。

エンドゾーンまであと1ヤードまで侵入した3rdダウン。WRアダムスへのショートパスは相手のエースCBであるダリアス・スレイに弾かれます。

4thダウンギャンブルを選択したパッカーズ。ロジャースは、アダムスへのパスを再度選択します。

今度はアダムスが勝利。タッチダウンで逆転を奪います。 【GB 7 - 3 PHI】


オフェンスの良いところを出したいイーグルスですが、3rdダウンに追い込まれると、パッカーズのパスラッシュに耐えられません。

Sレイヴン・グリーン(24)のセーフティーブリッツが上手く決まり、このドライブもパントに。

一方のパッカーズは、完全にパス主体に切り替えてオフェンスを展開します。

プレイアクションで大きなゲインを獲得して、迎えた3rdダウン。パスターゲットが見つからずに一度は体制を崩されながらも諦めないロジャース。

3度目のMVPを目指すQBは、フリーになったTEロバート・トンヤン(85)にパスを通してリードを広げます。 【GB 14 - 3 PHI】

後半

前半の流れを維持したいパッカーズですが、開始直後のロングパスが惜しくも失敗となると、そのままこのドライブをパントで終えます。

すると逆に、QBウエンツがロングパスを決めて、一気にフィールド中央まで。

しかしこのあとの攻撃が決まりません。流れをつかめないままこのドライブもパントとなり、無得点が続きます。


自陣1ヤードからの攻撃となったパッカーズ。

いきなりWRアダムスのスーパーキャッチが出ると、その後の3rdダウンではWRアレン・ラザール(13)への素晴らしいパスも決まり、レッドゾーンまで侵入。

RBジョーンズの個人技で残り9ヤードまで進むと、最後はやっぱりアダムス。

無得点のつづくイーグルスに対し、パッカーズはこれで3連続TD。ほぼ勝利が見えてきました。 【GB 20 - 3 PHI】


たまらずイーグルスはとうとうQBを交代。ドラフト2巡目のルーキー、ハーツに残りのオフェンスを託します。

しかしいきなりロングパスを決めて好転を見せるも、直後のビッグゲインがホールディングで取り消しになってしまうなど噛み合いません。

一方のパッカーズは試合のクロージングに。時間を使いながらFGを獲得して、とうとう点差を20にまで広げます。 【GB 23 - 3 PHI】


一矢報いたいイーグルスは、QBハーツが躍動します。4thダウンギャンブルでパスインターフェアランスをとられるも、4th&19で意地のTDパス。 【GB 23 - 10 PHI】

対するパッカーズは、最初のドライブ以来のスリーアンドアウトに。さらに4thダウンでのパント。悪夢が再び蘇ります。

デジャブのようなパントリターンTDを喰らってしまい、余裕のあった試合が一転。最終クォーター残り6分半で、突然1ポゼッション差の接戦になってしまいます。 【GB 23 - 16 PHI】


リードしているもののモメンタムはイーグルスに傾き始めている状況。オフェンス陣もリズムを乱します。

WRアダムスへのクイックスクリーンがロスになると、このドライブもスリーアンドアウト。残り5分弱でイーグルスに攻撃権を渡します。

勢いづいたイーグルスですが、ここでディフェンス陣がまたもや奮闘。QBハーツにもサックを決め、残り3分弱を残してパントに。


残り時間を使い切って試合を終えたいパッカーズ。

最後に活躍したのはRBジョーンズでした。

ディフェンスラインを抜け出してセーフティを振り切ると、なんとそのままエンドゾーンまで。77ヤードのTDランは、試合を決めるのに十分すぎるプレイでした。 【GB 30 - 16 PHI】


同点、そしてオーバータイムでの逆転を妄想していたイーグルスも、これで意気消沈。

このあとのプレイは精彩を欠き、さらに3rdダウンでSダーネル・サヴェージ(26)の2試合連続のインターセプトも飛び出します。

パッカーズは9勝目をあげ、地区優勝をほぼ確実なものとしました。

勝敗のポイント、注目点

QB、レシーバー陣のポテンシャルの差

後述の通り不安になる時間帯もありましたが、振り返れば「何度やってもパッカーズが勝つ」と自信を持てるような試合でした。

それはやはりオフェンス陣、とくにQBとレシーバーの差だと思います。

パッカーズは、プレッシャーをかけられても冷静にフィールドを見渡してパスを簡単に決めるQBがいます。そしてフリーを作り出し、投げられたパスを必ずキャッチしてくれるレシーバーがいます。

一方のイーグルスには、それぐらい強力なQBやレシーバーは見当たりませんでした。QBウエンツが交代となってしまったぐらいです。

逆に言うと、いまのパッカーズのオフェンスは「当たり前」ではない、ということですね。ロジャースを見続けていることで感覚がマヒしてきました。

スペシャルチームは猛反省を

今回のパントで、ファンの信頼は大きく損なわれたことでしょう。ジャガーズ戦につづき、ヒドいパントリターンTDを喰らってしまいました。

この試合展開においては「相手を少しでも自陣深くに留める」ことよりも「ビッグゲインを許さない」ほうが大事でした。極論、相手に触らせないようにボールを外に蹴り出したっていいぐらいです。

今回のプレイによって、残り4試合も同じ局面では不安になりながら観ないといけません。

残り試合のなかで改善されることはないと思うので、大きなミスを起こさないような消極的なプレイを期待してしまいます。

スタッツ

  • QBロジャースは295ヤード、3TDでレーティングは128.9

    • 400回目のTDパスも記録。NFL史上最速(193ゲーム)での達成
  • RBジョーンズは77ヤードのTDランをふくむ130ヤードを獲得
  • WRアダムスは10回のレシーブで121ヤード、2TDを獲得。今日のMVPでした
  • TEトンヤンは5回中4回のレシーブ成功、39ヤード。安定の成績です
  • ディフェンスのサックは今季最多の7
  • Sサヴェージが2試合連続のインターセプトを記録
  • P JK・スコットは最長54ヤードのパントを決めるも、リターンTDの印象が悪すぎた

その他、詳細なスタッツは、ESPNの記録より。

以降のスケジュール

次戦はデトロイト・ライオンズ!

Week 日時 対戦相手 Home/Away
14 12月14日(月) 03:00 ライオンズ Away
15 12月21日(月) 03:00 パンサーズ Home
16 12月28日(月) 10:20 タイタンズ Home
17 01月04日(月) 03:00 ベアーズ Away

以降のスケジュールは、2020年のパッカーズの対戦スケジュールと、注目ポイントを参照ください。

まとめ

バイキングスが6勝目をあげたものの、9勝となったパッカーズは、これで地区優勝をほぼ確実にしました。残る試合はリーグ首位争いがかかります。

次週のライオンズ、再来週のパンサーズはどちらもプレイオフ争いから脱落しているため、確実に勝っておきたいですね。

ここからはセインツを追い抜いてプレイオフのシード権を獲得できるよう、気持ちをあらたに応援していこうと思います。

Go, Pack, Go!

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