【NFL2020 Week2 プレビュー】
グリーンベイ・パッカーズ vs デトロイト・ライオンズ
2020-09-18
デトロイト・ライオンズについて
パッカーズと同地区であるNFL北地区のチームであるデトロイト・ライオンズ。
QBマシュー・スタフォード(9)を中心としたチームは、彼の怪我も響き、昨年は3勝しかできませんでした。
今シーズンのWeek1ではおなじく同地区のベアーズと戦い、
- 第4クォータで17点差を逆転される
- 残り11秒でTDパスを決めて再逆転! のはずが、ドラフト2位加入のRBディアンドレ・スウィフトがまさかの落球
という感じで、なかなかキツい一敗を喫しています。
予想スタメン
オフェンス(3WR1TE)
ポジション | 名前 | 背番号 | 備考 |
---|---|---|---|
QB | マシュー・スタフォード | 9 | |
RB | ケリヨン・ジョンソン | 33 | |
WR | ケニー・ゴラデイ | 19 | プロボウル選出 |
WR | ダニー・アメンドーラ | 80 | |
WR | マービン・ジョーンズ | 11 | |
TE | T.J.ホッケンソン | 88 | |
LT | テイラー・デッカー | 68 | |
LG | ジョー・ダール | 66 | |
C | フランク・ラグナウ | 77 | |
RG | ジョナ・ジャクソン | 73 | |
RT | ハラポウリバティ・ベイタイ | 72 |
ディフェンス(4-3D)
ポジション | 名前 | 背番号 | 備考 |
---|---|---|---|
LDE | ダショーン・ハンド | 93 | |
LDT | ニック・ウィリアムズ | 97 | |
RDT | ダニー・シェルトン | 71 | |
RDE | トレイ・フラワーズ | 90 | |
OLB | ジェイミー・コリンズ | 58 | |
OLB | クリスチャン・ジョーンズ | 52 | |
MLB | ジャラド・デイヴィス | 40 | |
LCB | アマニ・オルワリエ | 24 | |
RCB | デスモンド・トゥルファント | 23 | |
S | ダロン・ハーモン | 26 | |
S | トレイシー・ウォーカー | 21 |
インジュアリー・レポート(抜粋)
-
ジャスティン・コールマン(CB)
- IR入り
チームの特徴1: 新生ライオンズ!
オフェンスもディフェンスも大幅にメンバー変更のあったライオンズは、昨年とはまったく違うチームだと言えます。
QBマシュー・スタフォード(9)、RBケリヨン・ジョンソン(33)、WRケニー・ゴラデイ(19)などの中心人物は残っていますが、とくにディフェンスのメンバーはほぼ新チームです。
一方で、私が新加入の選手たちについて知らないため個々の評価はしづらいのですが、チームとしての成熟度は高くないと思っていいでしょう。
チームの特徴2: QBマシュー・スタフォードとレシーバー陣の調子はよさそう
昨シーズンは怪我で8試合のみの出場となったQBスタフォードですが、スタフォードが欠場した8試合が全敗だったこともあり、今年もオフェンスはスタフォードの調子次第だと思います。
そのなかで迎えたWeek1のベアーズ戦では、前半こそ調子が上がらなかったものの後半はその実力を発揮していたと思います。
印象的だったのはレシーバー陣それぞれにパスを供給していたところで、個人的にはTEのT.J.ホッケンソン(88)がパスの受け手として優秀なのが嫌らしく感じました。
チームの特徴3: レジェンドRBのエイドリアン・ピーターソンが活躍RB陣にも注意
2年間をレッドスキンズ(現ワシントン・フットボール・クラブで過ごし、昨年は898ヤードのランを記録したRBエイドリアン・ピーターソン(28)ですが、今年はライオンズに移籍しました。選手名鑑に載っていなかったので直前の移籍だったのでしょうか。
今年35歳のピーターソンですが、Week1では14回のランで93ヤードを獲得し、ジョンソンよりも圧倒的な活躍を見せました。
決してジョンソンも不調という訳ではないので、この二人のRBコンビはパッカーズ戦でも驚異となりそうです。
パッカーズについて
オフェンスは、RGのレーン・テイラー(65)が右ヒザの怪我で今季絶望となってしまいました。
また同じ右サイドのRTビリー・ターナー(77)もQuestionable。試合の序盤はオフェンスラインがきちんと機能しているかを確認したいところです。
またディフェンスはNTケニー・クラーク(97)がQuestionale。ディフェンスの要がいないとすると、この試合も結構な失点が予想されます。
試合の注目点
注目点1: QBロジャースのミドルorロングパスが炸裂!
Week1を見るかぎりは、ライオンズのディフェンスはそれほど強力には見えませんでした。
またCBのジャスティン・コールマンが今試合欠場することもあり、DB陣にはつけ込める隙があると思いました。
そのためランプレーを出しつつも、QBアーロン・ロジャース(12)の鋭いロングパスで一気に前進するタイミングを多く作りたいですね。
理想は大量リードで先行逃げ切り。タイムマネジメントを気にしなくてもいいぐらいに得点してしまいたいです(楽観的なファン)。
注目点2: QBスタフォードにプレッシャーをかけろ!
ライオンズのRB陣も驚異ですが、やはりライオンズの勝敗はQBスタフォードによって決まるところが大きく感じました。
前回2サックを決めたパッカーズですが、この試合ではさらにサック数を稼ぐつもりで攻めてほしいです。
注目は全試合であまり目立たなかったOLBプレストン・スミス(91)にしたいと思います。今季も二人で20サック!
注目点3: WRスカントリングは本物か?
Week1で活躍したWRマルケス・バルデス・スカントリング(83)が、この試合でも活躍するかどうかを楽しみにしています。
前回は落球もあったので、今回は「信頼感」のようなものを感じられるかがポイントになるでしょうか。
もしライオンズ戦でも活躍してくれると、フィジカルに恵まれていそうなレシーバーはパッカーズの中では珍しいので、さらにオフェンスの戦略が増えそうです。
9/21(月) 02:00より試合開始!
Week2は、翌日9/21(月)の2:00より開始です。
パワーランキングやESPNの試合予想では、ほぼパッカーズの勝ちが期待されているように、この試合は「絶対に負けられない試合」だと思っています。
ホーム開幕戦を勝って2連勝でニューオリンズに乗り込めるよう応援しましょう! 私も(録画で)応援します。
Go, Pack, Go!