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  5. 【NFL2020 Week6 試合結果】グリーンベイ・パッカーズ vs タンパベイ・バッカニアーズ

【NFL2020 Week6 試合結果】
グリーンベイ・パッカーズ vs タンパベイ・バッカニアーズ

試合結果

GB 10 - 38 TB

「全勝できるかも!」なんて、簡単に言うものではありません。

それぐらいに衝撃的な試合展開、結果でした。

ハイライト動画

試合展開

前半

先行はパッカーズ。

ランに対するディフェンスもQBアーロン・ロジャース(12)に対するプレッシャーも、これまでで一番激しく、気持ちよくオフェンスを進めることはできません。

それでもなんとか敵陣へ侵入すると、FGを決めて幸先良いスタートを切ります。【GB 3 - 0 TB】

一方バッカニアーズの攻撃。3rd&2からのランプレーを、CBジョシュ・ジャクソン(37)の良い判断によるタックルでスリーアンドアウトに抑えます。


この攻撃はTDを目指したいパッカーズ。やはりバッカニアーズのディフェンスは固く、ロスタックルを喰らうなど、いつもの調子とはいきません。

しかしそれならパスで進めばいいとばかりに、3rd&8からはTEロバート・トンヤン(85)にパスを決めてファーストダウンを獲得。そしてCコーリー・リンズリー(63)のナイスブロックからRBジャマール・ウィリアムズ(30)のランも決まります。

さらにパスを中心にレッドゾーンまで進むと、最後はロジャースのスクランブル!

レビューでTDとは認められなかったものの、つぎのスナップでRBアーロン・ジョーンズ(33)が代わりに押し込んでTD。

試合をパッカーズ有利で始めることに成功しました。 【GB 10 - 0 TB】


パッカーズがほとんどボールを持った第1クォーターから第2クォーターに。バッカニアーズも調子を上げたいところ。

大きなゲインは無いものの、QBトム・ブレイディのパスで少しずつ進んでいきますが、今日はパッカーズのディフェンスも好調です。

5メンラッシュでブレイディにプレッシャーをかけてパスミスを誘い、この攻撃もパントに抑えます。

この隙に点差を広げておきたいパッカーズ。しかしバッカニアーズの強力なパスラッシュに、ロジャースがポケットから飛び出す場面が多く見られます。

そしてとうとうロジャースにINTの記録がつきます。2度のパス失敗で3rd&10、WRダバンテ・アダムスに投げたパスをCBディーンがインターセプト。

そのままエンドゾーンまで運ばれてしまい、一気に試合の展開がわからなくなります。【GB 10 - 7 TB】


オフェンスをやりなおすパッカーズですが、苦しい状況は変わりません。

3rd&4からアダムスに投げたパスが弾かれてしまうと、なんとこれもインターセプト。

このあとバッカニアーズはたった一度のランでエンドゾーンへ。

誰も予想していなかった2連続のインターセプトで、あっという間に逆転を許します。【GB 10 - 14 TB】

こうなるとオフェンス中なのに「攻撃させられている」と感じてしまい、パスを投げるのも恐ろしくなる状況ですが、QBロジャースは怯まずパスを選びます。

しかしギリギリでパスが決まらず、3rd&10では強いプレッシャーをかけられボールを捨てざるをえない状況。この試合はじめてのパントで攻撃権を渡します。


こういった状況でQBブレイディがボールを持つと怖いところ。

初の3rdダウンを成功させ、着実にボールを進めながらレッドゾーンまで侵入します。

そして3rd&Goalで残り8ヤード。スナップがすこしズレるも焦らないブレイディからWRジョンソンにTDパスが通ります。

ルーキーのジョンソンはこれが初TD。モメンタムがバッカニアーズに傾きます。【GB 10 - 21 TB】


焦るパッカーズ。オフェンスも段々と噛み合わなくなってきます。

ILBラボンテ・デービッドがRBウィリアムズのブロックをかわし、QBロジャースにこの試合はじめてのサック。パッカーズはこの攻撃もパント。

これに勢いづくのはバッカニアーズ。

QBブレイディと盟友TEグロンコウスキーのホットラインまで開通。バッカニアーズとしては初、キャリアとしては91回目のTDパスが通ってしまいます。【GB 10 - 28 TB】

残り1分ですこしでも点を取り返したいパッカーズでしたが、あわや3度目のインターセプトの場面があるなど、為す術なく前半を終えます。

後半

後半もブレイディの攻撃は止まりません。グロンコウスキーにミドルパスをヒットさせると、50ヤードのFGを決めて点差を広げます。【GB 10 - 31 TB】

一方、後半開始時点ですでに追い込まれているパッカーズはなんとしてでもTDをとりたい局面。

ですがバクティアリが負傷してオフェンスラインはさらに厳しい状況になると、3rd&5でロジャースのパスはまたもやインターセプト未遂。


とても厳しい状況ですが、連勝を止めない意気込みをディフェンスが体現してくれます。つづくバッカニアーズの攻撃をスリーアンドアウトに抑え、再度攻撃権はパッカーズに。

1st&10でまたもやサックを喰らってしまい、3rd&18からは流石に無理か。と思いきや、WRアダムスにパスを通し、なんとか攻撃を繋ぎます。

それでも敵陣は遠く、このドライブもパントで終えることになってしまいます。


もう一度粘りたいディフェンス陣でしたが、ここまで好調だったCB37がエンドゾーンでパス・インターフェアランスを犯してしまいます。

そのままTDをとられて4ポゼッション差。【GB 10 - 38 TB】

つぎのパッカーズの攻撃も完全に止められると、4thダウンギャンブルもできずにパント。

試合は第4クォーターに入る前に決しました。このあとはお互いに時間を潰し、そのまま試合終了。まさかの完敗で幕を閉じました。

勝敗のポイント、注目点

パスラッシュ対パスプロで完敗

PACKERSWIREの記事で、「この試合はよりプロテクトされたQBが勝つ」と書いてありました。

ロジャースは4サック、ブレイディは0サックと、この試合はその予言通りの結果となりました。

数字だけでなく、この試合はラインメンもRB、TE、WRのプロテクションも良いところがほぼなく、バッカニアーズのラインバッカー陣にやられたい放題でした。

パッカーズのオフェンスが強力なことは変わりありませんが、パスラッシュに自信のあるチームにとってはこの試合が教科書のようなフィルムになったでしょう。

後半は4メンラッシュにも耐えられない場面があるなど、見るのが辛い試合でした。

パッカーズのパスラッシュは届かず

一方でパッカーズのディフェンスは、ランは封じたものの、パスラッシュはブレイディに届きませんでした。

38失点のうち14失点はオフェンスによるものですが、それでも第2クォーターでもう少し粘ってほしかった。

ビッグプレイが生まれなかったことにも不満が残ります。

RBタイラー・アーヴィン、WRアレン・ラザールの不在

個人的に、今年のパッカーズにはRBタイラー・アーヴィンが不可欠なように見えます。

アーヴィンがいなかったことで、これまで効果的だったモーションも通用せず、(相手のプレッシャーの影響も当然ありますが)攻撃のバリエーションが狭く見えました。

また同様にラザールがいないことで、レシーバー陣の工夫も少なかったです。

HCマット・ラフアーにとっては、攻撃の組み立てにくいスタメンだったのかなと感じました。

スタッツ

  • QBロジャースはパス成功率50%未満、160ヤード、タッチダウンはゼロ、2つのインターセプト。レーティングはまさかの35.4
  • ランニングバックは、2度のロングゲインがあった以外はほぼ止められる

    • 最長でRBウィリアムズの34ヤード
  • 復帰のWRアダムズは6レシーブ、61ヤード
  • ファルコンズ戦で一気にスターとなりつつあるTEトンヤンは、4回中3回のレシーブ成功
  • 今シーズン初出場のWRイコニマス・セント・ブラウン(19)は2回ともレシーブ失敗
  • ILBクリス・バーンズ(51)がチーム最多の10タックル

その他、詳細なスタッツは、ESPNの記録より。

以降のスケジュール

次戦はヒューストン・テキサンズ!

| 7 | 10月26日(月) 02:00 | テキサンズ | Away | - | | 8 | 11月02日(月) 03:00 | バイキングス | Home | - | | 9 | 11月06日(金) 10:20 | 49ers | Away | - |

以降のスケジュールは、2020年のパッカーズの対戦スケジュールと、注目ポイントを参照ください。

まとめ

というわけで「グリーンベイ・パッカーズの倒し方」を他チームにも教えるような結果となった試合でした。

また昨年の49ers戦を思い出すような展開でしたね。

それでもこの敗北で戦意喪失する訳にはいきません。

この借りはプレイオフで返せるように、また連勝記録をスタートしてくれることを祈って、

Go, Pack, Go!

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