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  5. 【NFL2020 Week8 試合結果】グリーンベイ・パッカーズ vs ミネソタ・バイキングス

【NFL2020 Week8 試合結果】
グリーンベイ・パッカーズ vs ミネソタ・バイキングス

試合結果

GB 22 - 28 MIN

クックに完全敗北。まさかの2敗目はバイキングス戦でした。

ハイライト動画

試合展開

前半

先攻はパッカーズ。

RBジャマール・ウィリアムズ(30)がインサイド、アウトサイドそれぞれにランを仕掛けながら、着実に敵陣へ。

4th&1ではギャンブルを選択し、フリーになったTEジェイス・シュテルンベルガーがナイスキャッチを見せ、攻撃を続けます。

敵陣??ヤード、3rd&4。最後はQBアーロン・ロジャース(12)からWRダバンテ・アダムス(17)へのTDパスがヒット!

プレビューと通り、相手CBヒューズとの1on1を制し、軽々とタッチダウンを奪います。【GB 7 - 0 MIN】

一方のバイキングスは、この試合からRBダルビン・クックが復帰。そしていきなり万全の状態であることを見せつけます。

簡単にはタックルを受けないクックは、ほとんどのランで大きくゲインを獲得していきます。3rd&8の場面ではスクリーンからファーストダウン更新まで走る。

最後もTEのリードブロックを追い風に、エンドゾーンまで。お互いに最初のドライブをTDで締めます。 【GB 7 - 7 MIN】


どちらもRBを多く起用したドライブだったため、すでに試合は第2クォーターに。

ウィリアムズに代わりAJ・ディロン(28)をランニングバックに起用して、さきほどのドライブ同様、ランを中心にオフェンスを展開します。

ペナルティにより1st&20になってもディロンの起用は変わらず、2nd&12のスクリーンパスを受けてからのランではCB29番のタックルに崩れずファーストダウンまで走るなど、クックのお株を奪うようなプレイを見せてくれました。

そしてレッドゾーンに入ってからはウィリアムズが活躍を見せ、最後のTDはまたもやWRアダムス! こちらも余裕のキャッチ。 【GB 14 - 7 MIN】


かわってバイキングスの攻撃。

クックを意識させつつレシーバー陣にパスを通すなど、少しオフェンスのやり方を変えてオフェンスを展開します。

FG圏内まで侵入を許したパッカーズですが、DEディーン・ロウリー(94)がバイキングスのプレイアクションを見破ってサックを決めます!

しかしWRジェファーソン、シーレンにパスを通し、さらに4thダウンギャンブルも成功させたバイキングスは、レッドゾーンからRBクックのランを再開させます。

ランプレイの可能性が高いことは分かっていても、どうしてもクックを止められないパッカーズディフェンス。

このドライブもTDランを許し、前半はお互いのオフェンスが強みを見せつける展開になりました。 【GB 14 - 14 MIN】

後半

後半もクックの勢いは止まりません。最初のスナップでビッグゲインを獲得し、フィールド中央まで侵入します。

しかしその後はNTケニー・クラーク(97)CBジャイア・アレクサンダー(23)らの良いタックルでなんとか最小限のゲインに留めるなど、なんとか攻撃を抑えます。

しかし迎えた3rd&6でアレクサンダーがパスインターフェアランスの反則をとられると、さらにエンドゾーン手前ではCBジョシュ・ジャクソン(37)も同じペナルティ。

ディフェンスの奮闘もここまで。コーナーバックのペナルティの代償はタッチダウンになりました。【GB 14 - 21 MIN】


はじめてリードを許したパッカーズは、2nd&17という不利な位置からも、TEロバート・トンヤン(85)へロングパスを決めるなど、こちらも連続タッチダウンを更新する勢いを見せます。

しかしRBタイラー・アーヴィンへのスクリーンを2度失敗して迎えた3rd&10。WRエコニマス・セントブラウン(19)に投げたパスは、一度キャッチしたものの落球してしまいます。

FGを狙うには少々遠いため4thダウンギャンブルを選択したパッカーズでしたが、これもWRセントブラウンへのロングパスが失敗。

この試合はじめて得点なくドライブを終えテイクオーバーとなった嫌な流れを、バイキングスは見逃しませんでした。

ILBクリス・バーンズ(51)の活躍でクックを止めるも、3rd&9でスクリーンパスを受け取ったクックは、パッカーズのディフェンス陣をするすると避けると、そのままエンドゾーンまで。【GB 14 - 28 MIN】


有利と予想されていた試合でまさかの2ポゼッション差をつけられたパッカーズ。オフェンスも苦戦します。

何度も3rdダウンの局面を迎え、その都度なんとかパスを繋げるものの、オフェンスラインの反則が続いて1st&30に。

流石にファーストダウン更新は難しく、最低でもFGの欲しかったドライブをパントで終えます。


パッカーズは、再度クックのビッグゲインを許すなどありましたが、その後はなんとか攻撃を抑え、はじめてパントで攻撃権を奪います。

最終クォーターに入り、タッチダウンを取らないと厳しい状況で、バイキングスのディフェンスも積極的に仕掛けてきます。

1st&10でCBブリッツを仕掛けると、3rd&9では2人がブリッツに入りQBロジャースにプレッシャーをかけてパスミスを誘います。

4th&9でギャンブルを選択したパッカーズですが、パスインターフェアランス気味のプレイはノーファウル。

このドライブもテイクオーバーとなり、攻撃権はバイキングスに移ります。


このドライブで得点されればパッカーズの敗北がほぼ決まる、バイキングスの攻撃。

この時間に入っても疲れ知らずのRBクックは、Sエイドリアン・アモス(31)のタックルでダウンせずにそのまま3ヤードほど進むなど、脅威のフィジカルを見せつけます。

しかし迎えた3rd&1で今度はそのアモスが、RBクックにロスタックルをくらわせ、パントに抑えるビッグプレイを記録します。


残り時間5:47、是が非でもタッチダウンを取らないと試合が決着してしまう状況。

ファンは前のめりになっていますがロジャースは冷静でした。3rd&3で相手のイリーガルフォーメーションをきっちり取ると、LGジェンキンスの2度目のホールディングで1st&20になっても、次のスナップでフリーになったTEシュテルンベルガーを見つけてパスをヒット。

最後は1st&GOALから、またもやWRアダムスにTDパス!

スーパースロー&スーパーキャッチに加え、さらに2ポイントコンバージョンも成功させたパッカーズ。6点差まで縮めます。【GB 22 - 28 MIN】


残り時間2:38、クック対パッカーズディフェンスの最終決戦。

最後までスタミナ切れの見えないクックでしたが、パッカーズはなんとか守り、残り時間47秒でロジャースに全てを託します。


パッカーズはフィールド中央までなんとか攻撃を進め、迎えた残り時間12秒。

最後にビッグプレイを見せたのはバイキングスでした。DJ・ウォナムのサックがQBロジャースのファンブルを誘発。

ボールが転がっている間にクロックはゼロ秒になり、グリーンベイは痛い2敗目を喫してしまいました。

勝敗のポイント、注目点

「ダルビン・クック・ショウ」

中継でも言われていましたが、まさしく今回は「ダルビン・クック・ショウ」でした。

30回のキャリーで163ヤード、3TDを記録。まったく止められなかった、というのが結論です。

とくにFBのC.J.ハムを加えたIフォーメーションからのランプレイは、くると分かっていても大苦戦しました。

ラン主体のオフェンスによってポゼッションを増やしつつ、さらにタッチダウンまで進めてしまう。バイキングスのオフェンスにとっては理想的な試合展開だったでしょう。

ランディフェンスの限界

どのファンも思ったことでしょうが、ランディフェンスはセインツ戦のRBアルビン・カマラと同じ状況でした。

そしてネガティブな結論ですが、超一流のランニングバックを止める術をいまのパッカーズは持ち合わせていません。

とくにカットバックで走るコースを変えられてしまったあと、一発のタックルでランニングバックを止める選手がいません。

そのため一度突破されてしまうとロングゲインに繋がり、挙げ句の果てにはエンドゾーンまで走られる。

ランもパスもどちらもカバーするのは難しいので、1st、2ndダウンはラン重視で守るなどしてもよかったのかなと思いました。

4thダウンギャンブルの選択と2度の失敗

結果だけを見ると、「6点差」というのは「FG2本分」です。

もし後半の4thダウンギャンブルを選択した局面で、どちらもFGを選んで成功させていれば同点になっていた、ということです。

とはいえ今日は強風が吹いていたこともあり、50ヤードのFGチャレンジをパッカーズは避けました。

それでも4thダウンギャンブルの状況がどちらも4th&ロングだったことを踏まえると、やはり無理なギャンブルだった、と言わざるを得ません。

スタッツ

  • QBロジャースは41回中27回のパス成功、3TD、インターセプトはゼロ。レーティングは110.9
  • RBジャマール・ウィリアムズはラン75ヤード、パス27ヤードの計102ヤード獲得
  • AJ・ディロンも出場機会をすこし増やし、5回のランで21ヤード獲得
  • WRダバンテ・アダムスは53ヤード、3TD
  • TEロバート・トンヤンが5回のキャッチでパス獲得ヤードは最長の79ヤード

    • TEジェイス・シュテルンベルガーも3回のキャッチで46ヤード獲得
  • Sエイドリアン・アモスが最多の8タックル、ソロも6回を記録

その他、詳細なスタッツは、ESPNの記録より。

以降のスケジュール

次戦はサンフランシスコ・49ersとのサーズデイナイト!

Week 日時 対戦相手 Home/Away 勝敗
9 11月06日(金) 10:20 49ers Away -
10 11月16日(月) 03:00 ジャガーズ Home -
11 11月23日(月) 03:00 コルツ Away -

以降のスケジュールは、2020年のパッカーズの対戦スケジュールと、注目ポイントを参照ください。

まとめ

鬼門である49ers戦のためにも勢いづけたかったパッカーズでしたが、まさかの敗北になってしまいました。

「クックが爆発すれば勝つかも」と予想していましたが、予想を上回る爆発でした。

次戦はサーズデイナイトで、ここから立て直す期間も短い。

それでもなんとかチーム状態を良くして、去年のレギュラーシーズン、ポストシーズンの借りを返してほしいですね。

Go, Pack, Go!

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