グリーンベイ・パッカーズの2020年シーズン前半を振り返る
2020-11-13
PACKERSWIREより、今シーズン前半の評価をした記事がありました。
オフェンス、ディフェンス、スペシャルチームの3ユニットそれぞれにグレードをつけていて、グリーンベイ・パッカーズは、
- オフェンス: A
- ディフェンス: D
- スペシャルチーム: B
という評価でした(最低グレードが何かわからないので、Dがどれくらい低いのかは不明)。
要点をザックリまとめてみます。
オフェンス: Aランク
- Week5のバッカニアーズ戦をのぞき、全体的に良いオフェンスを続けている
- QBアーロン・ロジャース(12)は、MVPを獲得した2011年、2014年にならぶ出来
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ランオフェンスはリーグ最上位
- RBアーロン・ジョーンズ(33)が2試合欠場しても、RBジャマール・ウィリアムズ(30)がカバーできた
- WRダバンテ・アダムス(17)は、1試合平均パス獲得ヤード112.5を記録し、圧倒的なリーグトップ(2位はシーホークスのDKメットカーフで98.5ヤード)
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TEロバート・トンヤン(85)が順調にロジャースのオプションとして、一流選手の階段をのぼっている
- バックアップのルーキーTEジェイス・シュテルンベルガー(87)も光るものがある
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オフェンスラインは、LTデイビッド・バフティアリ(69)の欠場でユニット内のシャッフルがあったにも関わらず安定している。
- LGエルグトン・ジェンキンス(74)は、タックル、ガード、センターのどの役割も果たせる
- Cコーリー・リンズリー(63)はオールプロ級
- 欠点は2番手以降のレシーバー。WRアレン・ラザール(13)のIR入りにともなって、いくつかのレシーバーが出場したが、期待には応えられていない
ディフェンス: Dランク
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2019年ほどのパスプレッシャーをかけられていない
- OLBプレストン・スミス(91)はスロースタート
- 2年目のOLBラシャーン・ゲイリー(52)は、周囲の期待ほどは爆発していない
- ターンオーバー数6は、NFL30位
- Sエイドリアン・アモス(31)、CBジャイア・アレクサンダー(23)以外のセカンダリーは苦戦している
- ILBは、ドラフト5巡目のカマル・マーティン(54)、ドラフト外のクリス・バーンズ(51)、2人のルーキーが奮闘している
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ランディフェンスはNFLでも最低。
- DLタイラー・ランカスター(95)は昨シーズンの不振から立ち直ったが、ディフェンスの穴は埋まらなかった
スペシャルチーム: Bランク
- Kメイソン・クロスビーはFGを11回すべて成功させている
- P J.K.スコットは活躍の機会が少ないが、安定した結果を出している
- リターンは可もなく不可もなく
感想
ここに書かれてなかったこととしては、やはりRBタイラー・アーヴィン(32)の活躍でしょうか。
ラン12回、パスキャッチ10回ながら、モーションやフェイクで相手ディフェンス陣を惑わしています。
また荒削りですがCBジョシュ・ジャクソン(39)やILBタイ・サマーズ(44)のシーズン後半に期待しています。
シーズン終了時点でどのような評価になるか。さらに嬉しいコメントが載るような後半戦にしてほしいですね。